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PARMはじめてものがたり 第1章:始まり~開発

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なめらかな口どけとコクのある味わいが楽しめるPARM(パルム)。
平日のくつろぎ時間をちょっと贅沢にする「デイリープレミアム®アイスバー」という今までにない位置付けで、
アイスクリーム好きの大人の女性たちから支持を集めています。

その開発に携わった食品総合研究所第3開発部の岩井大、冷菓事業部のスタッフがPARM(パルム)を世に送り出すまでの
さまざまな苦労や興味深いエピソードを、全3回に渡ってご紹介します。

PARM(パルム)が世に送り出されたのは、さかのぼること6年前、「クール・ビズ」が初めて提唱された2005年のこと。関東では春の陽気から初夏の陽気に変わり始めた4月26日にまず「PARM(パルム)チョコレート」、続いて1か月後の5月24日に「PARM(パルム)バニラ」の発売が開始されると、少しずつ、そして着実に多くのお客様からの支持を頂くようになり、一時は生産が間に合わなくなるほどの人気商品になりました。

現在では大人の女性からの支持を多く集め、平日のくつろぎ時間をちょっと贅沢にする「デイリープレミアム®アイスバー」として親しまれているPARM(パルム)。実は本格的な味わいであることに加え、楕円の形状や大きさに至るまで「大人が満足できるチョコアイスバー」としてしっかりと考えて作られています。その開発がはじまったのは発売から丁度1年前、2004年のことでした。

その年、森永乳業はアイスバー製造のための新設備を導入することが決定しており、冷菓部門では「当社の基幹商品となるアイスクリームを作ろう。」という機運が高まっていました。

この新しいアイスクリームの開発を主導することになったのが、開発部の岩井です。彼は東京多摩工場で牛乳やジュースの仕事に3年半 、その後アイスの開発部に配属されました。そこで、様々なアイスの開発に携わってきましたが、特にチョコを使用したアイスバーを数多く手がけてきました。いわば「チョコアイスバーのプロフェッショナル」です。「岩井に任せれば全てがうまくいく!」…とまでは言われていなかったようですが、上司や同僚たちからの信頼は厚く、今回のプロジェクトでも主担当として抜擢され、大きな成果が期待されていました。

岩井は周りからの期待にプレッシャーを感じましたが、それ以上にこれまでに培った経験を活かす大きなチャンスがやってきたことへの喜びを感じていました。

新しいアイスクリームの開発が決定すると、冷菓事業部と開発部で開発会議が行われることになりました。商品開発にあたってマーケティングを行い、市場性のあるものを産み出す使命を負った冷菓事業部、森永乳業の技術力の根幹をなし研究と実践を重ねてゆく開発部。どちらが欠けても良いものは生まれません。お互いが協力し合い、いい商品を作ろうと強い決意を持って開発会議は進んでいきました。

2004年は少子高齢化が進行する中で、人々のライフスタイルの多様化が進んでいた時代。「食」へのこだわりや品質を重視する人が増えてきた時期でもありました。そこで、「味の違いがわかる大人が満足する」そして繊細な舌をもつ日本人は食感や口当たりを重視することから、アイスクリームの魅力の中でも重要な要素の一つである「“なめらかさ”を極めた」、アイスクリームを追求することとなりました。
「味わいはもちろんプラスαの魅力“極上のなめらかさ”」を求め、さらに「他社でも作れるものを作っても意味がない。
森永乳業の培った技術と新しい設備を活かした、アイスクリームを作りたい」という想いで、開発がスタートすることとなったのです。

実は森永乳業では毎年、全工場、製造系関係会社、研究所、本社を対象として風味検査能力テストを実施しています。風味パネルマイスターの称号は、人間の舌が感じられる限界の薄さの五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)を識別する「基本味識別テスト」、商品に起こりうる風味の変化を想定し、通常の商品と識別する「特定味識別テスト」の全問に正解した人にのみ与えられます。風味感度の高い者を選抜し、その能力を品質管理や製品開発に活かすことを目的としています。

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